2024/10/09 23:57
巣箱の中は現在、越冬に向けての準備中です。
具体的には、「冬を越す期間に生きる蜂」作りと「冬のご飯の貯蓄」です。
今回はこの、「冬を越す期間に生きる蜂」作りについて🐝
冬を越す期間に生きる蜂の寿命は約6ヶ月あります。
春や夏に生まれる蜜蜂の寿命は約1ヶ月なので、両者を比べると冬の蜜蜂はかなり長生きなのが良く分かります。
この冬用の蜜蜂は9月から11月にかけて生まれてきます。
厳冬期(1月周辺)には女王蜂の産卵が停止するので、
この冬用働き蜂がたくさん存在し、健康に生きている状態でないと
寒い冬に巣箱の温度を一定に保てず、冬を乗り切ることができません。
ということで今の時期は、健康な冬用蜜蜂が沢山、健康に生まれるように環境を整える必要があります。
そこで今大事なことは、冬用蜜蜂の幼虫たちをお世話する働き蜂の数が巣箱の中に足りているか?です。
専門的なことは置いておいて、今回は少しばかり働き蜂が足りていない巣箱に、
働き蜂がとてつもなく多い巣箱から応援してもらうことにしました。
写真のように巣箱の前に新聞をおきます。
そこに他の箱から取り出した蜜蜂を払い落とします。
(振り払って少し時間が経った写真です)
この巣箱で働きたくない蜜蜂は、元の巣箱に戻りますが、
半分くらいの蜜蜂はこのまま目の前の入り口に入って行き、働き始めます。
応援団を追加する方法は色々ありますが、この方法は比較的簡単です。