2024/11/18 21:38
明日から一気に寒くなります。
なので今日中に巣箱の中の断熱性をアップさせて冬に備えます。
まず準備するのは、一般的な住宅にも使われる「タイベック」という防水透湿シートです。
よく建築中の住宅が、白いシートで覆われている時があると思います。
あのシートがタイベックです。
このシートの上にガルバリウムや、サイディングなんかを貼って完成するのが私たち人間の家です。
このシートを巣箱のサイズにカットします。
次に、使うのは住宅で使われるスタイロフォームや、カネライトフォームといった断熱材です。
これもまた、巣箱のサイズに合わせてカットします。
ここからは実践です。
まず、手前と奥に断熱材を入れます。
こうすることで、蜜蜂たちの熱気が外側から冷えるのを防ぎます。
次に麻布をかけます。
そしてその上に新聞紙をのせて軽く断熱。
さらに防水透湿シートを被せて熱気を逃さず、湿気を外に出します。
蓋をして完成。
冬の防寒対策は絶対に必須!では無いですが、少しでも過酷な冬を快適に過ごしてほしいと思い、断熱リフォームをしています。
私の地域では真冬でもマイナス2度いけば、すさまじく寒い!!くらいです。
一方、養蜂が盛んなカナダのアルバータ州では、昨年の最低気温は-46.1°C を記録しました。
こんな地域でも外部に置いた巣箱で蜜蜂を越冬させている養蜂家もいるそうです。
大規模な養蜂家は温度管理された倉庫で越冬させるケースもあるようです。
とりあえずこれで一旦、今年のお世話は終了する予定です。
2月上旬までは巣箱の中でゆっくりしてもらいます。