2025/05/03 23:11
今日は女王蜂を人工的に作るために、移虫という作業をしました。
移虫とは、働きバチの幼虫を専用の道具を使って、六角形の巣から取り出し、
冬に作った女王蜂専用の巣枠についたカップに移植する作業です。




この働き蜂の幼虫を移植した女王蜂専用の巣枠を、女王蜂がいない巣箱の中に導入すると、
巣箱の中の働きバチは、カップに移植された幼虫にローヤルゼリーを与え始めます。

数日すると落花生のようなサナギになり、すべてのカップから女王蜂が生まれてきます。
ただ、1つの巣箱には1匹の女王蜂しか生存できないので、羽化する直前にすべてのサナギは取り出します。
そうして、あらかじめ作っておいた女王蜂が存在しない群にひとつひとつのサナギを導入して新しい家族を作り上げていきます。