2025/05/07 16:05
藤の花が半分散りましたが、養蜂場周辺では桐の花が満開です。
桐の花と藤の花は、咲き始める時期は同じタイミングですが、桐は藤よりも2倍くらい長い間咲き続けます。
藤は上から下に向かって紫の花が咲きますが、桐は下から上に咲きます。
また、藤はツルで伸びていきますが、桐は大きな木になります。
花の色が同じなので、桐を藤と間違える方が多いです。
養蜂場周辺の地域では、昔、女の子が生まれると、桐の木を植えたそうです。
そうしてその娘さんが大きくなり、嫁入りするときに、その桐の木を切り倒して
桐たんすを作ったそうです。
今となってはそういった文化がなくなり、桐の巨木があちこちに残って5月初旬に綺麗な花を咲かせています。
この花はとても上品な香がします。
もうすぐ採れる蜂蜜はこの桐の花の香りが口の中に広がる蜂蜜になります。
あまりに巨木なので、今回はドローンを使って上空から撮影してみました。

