2025/11/15 23:28
蜜蜂の巣枠に貼り付ける基礎をまるごと自作してみました。
完成目標はこれです。(これは自作ではないです)

まず、蜜蝋を溶かします。


続いて木の板を巣礎の完成品サイズにカットします

その木を溶かした蜜蝋の中に入れます。

そうして成形すると蜜蝋の板ができます。

そしたらこの板に六角形の模様を入れます。
六角形の模様を作るために前回設計して3Dプリンターで組み立てたローラーを使います。
このローラーに蜜蝋シートを通すことで六角形がシートにスタンプされます。
2枚目の写真は大成功したシートを撮影しました。
本当はなかなかうまくいきませんでした。

模様は結構きれいにスタンプされました
下のスタンプは上のシートではないです。
もっと綺麗に作成できたシートへスタンプした成功品です。

六角形の直径は5.4ミリくらいです。
蜜蜂たちはこの六角形のスタンプの上に、綺麗に蜜蝋を使って立体構造の部屋を作り上げてくれます。
そしてこの部屋は働きバチの子供を育てたり、花粉や蜂蜜を保管する部屋になります。
一方で、仮にこのサイズが6.6ミリ前後になると、すべてオスの蜜蜂を作り出してしまいます。
オスは繁殖期にしか必要ありません。そういった理由から間違えないように設計しました。